今日、ラジオから流れてきた会話、今春の「選抜高校野球」に出場する、ある高校の「校章」についての話題でした。
校章は、企業・団体等のロゴマークと同様に、学校の教育理念などが込められているって話でした。
パッとイメージした校章は「葉っぱ」のようなマークの真中に旧字体で「高」ってはいってる、とても古風なモノでした。ふと興味が湧いてきたのでセンバツ出場校のサイトにアクセスして「校章」を確認してみました。
まるでサッカーチームのマークのような校章
宮城県の仙台育英高校や、鹿児島県の神村学園などは、ヨーロッパのサッカーチームのロゴのようなデザインでした。
どちらの学校も海外へ留学ができるシステムが整っていて、海外でも活躍できる人間を輩出する理念を持っていると思われるので、日本的で古風なデザインの校章ではなく、ヨーロッパ風な校章なのかもしれません。
イメージしていた校章
打って変わって、古風な校章の学校はないかと出場校を調べました。
大曲工業高校、近江高校、米子北高校、松山東高校などは、自分がイメージしていたデザインの校章でした。外側のマーク図案は、勝手に「葉っぱ」をイメージしていましたが、実際は、その土地の山や川などの地形をモチーフにしている学校もありました。
また、歴史の長い公立高校のサイトには、校章についての説明が掲載されていて、古風なデザインであってもちゃんと教育理念が込められている事がわかりました。
あれ、校章デザインがカブってない?
おもしろがって、あちこちの高校の校章をチェックしていたら「なんか、デザインが似てる」と思えた学校がありました。
県岐商と松商学園の2校。どちらも翼が付いている杖に2頭のヘビが絡まってる校章なんです。
両校のサイトに「校章」について説明が掲載されており、両校ともギリシャ神話に登場する商業の神「ヘルメース(ヘルメス)」から、現在の校章のデザインに採用されているそうです。
ということは・・・・
全国の商業高校では、校章に2頭のヘビが絡まっている率が高いのかと思い、調べてみました。
高校野球では、お馴染みの「広商」こと、県立広島商業高校もヘビが絡まっていました。ちなみに市立広島商業高校も採用されています。
他にもヘルメスを採用している商業高校が、全国に数校ありました。
調べていたら、ちょっと楽しくなってきたので、工業高校の校章とか、水産高校の校章など、人気のデザインがあるかもしれないので調べてみます。