今月の21日からはじまる「第87回選抜高校野球大会」の組み合わせが決定。
今大会には、昨年優勝校の龍谷大平安(京都)が春連覇を目指し、昨夏の選手権優勝校で「夏春の連覇」を狙う大阪桐蔭(大阪)がいて、昨秋の明治神宮大会優勝し甲子園を制覇し2冠を目指す仙台育英(宮城)が出場します。
他に、プロが注目する選手も多数出場します。特に県岐阜商(岐阜)の球速150kmを超える右腕・高橋純平投手など見所が多い大会になりそうです。
ファンが注目する大会3日目
組み合せが決り、高校野球ファンが注目するのが、大会3日目だそうです。順調に進行していけば23日(月)です。
第1試合(9:00~)奈良大付(近畿/奈良)vs. 敦賀気比(北信越/福井)
奈良大付の坂口大誠投手、敦賀気比の平沼翔太投手のエース対決が注目されています。プロスカウト陣も注目している2人の投手戦になるのか、打線が打ち崩すのか。敦賀気比の上位打線に破壊力がありそう。
第2試合(11:30~)仙台育英(東北/宮城)vs. 神村学園(九州/鹿児島)
昨秋の明治神宮大会優勝して、今大会の優勝候補の1つ仙台育英が3日目に登場。
第3試合(14:00~)浦和学院(関東/埼玉)vs. 龍谷大平安(近畿/京都)
今大会の1回戦で屈指の好カード。前々回の優勝校と全開優勝校の対戦。2枚の左腕投手の龍谷大平安のディフェンス力に対して、浦和学園の得点力のある打線の対決。果たして勝負は。
他の注目校・注目選手の試合日は?
大阪桐蔭(大阪)は、いきなり初日の第2試合に登場します。相手も東海大菅生(東京)と好カード。やはり、夏春を連覇するって事は、とても険しい道です。
昨年秋の東海大会で4試合33回投げて、奪三振35個を記録し、球速150kmを超えた右腕・高橋純平投手の県岐商は4日目第2試合です。
ちょっと変わった目線から1回戦の対戦カードに注目すると、夏目漱石にゆかりある学校同士が、1回戦で対戦。松山東(愛媛/21世紀枠)vs. 二松学舎大付(東京)です。松山東は、旧制中学時代に漱石が教壇にて英語を教えていて、二松学舎大府は、前身の「漢学塾」で漱石が学んでいたそうです。
両校のバックボーンから組み合せを見てみると、ひと味違う高校野球が楽しめます。調べたら、他にもおもしろい因縁があるかもしれませんね。