アマチュア時代7冠の成績、プロ3戦目にしてゴールデンタイムでのテレビ放映される、期待のボクサー『井上”怪物”尚弥』を初めて観ました。
素人がみても『評判通り優秀なボクサー』といった印象でした。トレーナーであるお父さんもスゴイんです。これだけの選手なので、複数のボクシングジムから勧誘があり、ジムに所属する条件として「強い相手と対戦させる」だそうです。もういろんな意味でボクシング業界をDisるセンスが好きです。
それでは、勝手に思ったことをツラツラーっと惰性で投稿です。
右拳を痛めて、左手1本で試合を制す
打つタイミング、繰り出すパンチ、相手のパンチを避ける、全てのスピードが対戦相手より上に感じました。
序盤で右拳を痛めたようで、最終ラウンドまで左手だけで攻める事になるのですが、1発だけでなく3発連続で繰り出し、イイ感じに当てていくセンス。もう天才過ぎるでしょ。
相手が攻撃に転じようとするタイミングで、パンチを繰り出し仕留めようと勝ちにいっていました。
対戦相手の佐野選手も良かった。
強すぎて相手から対戦を拒否され、試合が決まらない井上選手に対して、佐野選手の対戦姿勢も良かった。
選手としてやれる期間が短いのを理解していて、強い相手から逃げていたらチャンピオンになれないと井上戦を受けることに。
テレビ局側は、試合序盤でのKO決着を期待していたと思いますが、ダウンを奪われ、目の上をカットして血を流しながらも「攻める姿勢」は見ていても気持ちが良かったです。試合中盤からは、会場で「佐野コール」も上がってました。
この人が対戦相手だったから、良い試合になったと思います。松田ジムは良い選手を育てるな。
ここだけはちょっと・・・ 思うところ
入場の際の曲が「ワム」のフリーダムだったと思います。本人は、きっと思い入れがある曲なんだと思います。
ただ、見ている側としては「うーん?」テンションが上げにくい曲じゃないかな〜と、もうちょっとカッコイイ曲で登場してほしい。勝手なことを言ってごめんなさい(笑)
とにかく楽しみしかない選手。日本やアジアをとっとと制して、世界戦が早く観たいです。そして本場アメリカ・ラスベガスへ殴り込みに行って世界のアッと言わせてほしい。